金唐紙(きんからかみ)とは

2009.11.29の記事より

ヨーロッパの壁紙であった、金唐革(きんからかわ)の技法を 和紙で再現した物で、明治初期に開発された、和紙の壁紙。ウィーンで開かれた万国博覧会(1873、明治6年)に竹尾商店が出品したのが始まりといわれる。(竹尾とは、あのTAKEOかと思われます)

技法は、金箔を貼った和紙に、版木(ロール)で凹凸をつけ、彩色したもの。ジョサイア・コンドルが設計した、旧岩崎家住宅(上野)の洋館2階でその実物を見る事ができます。