没後400年記念ー長谷川等伯展/東京国立博物館
3月19日のことなんで、過去の日記になりますが 東京国立博物館で行われた、
「長谷川等伯展」へ会期末の平日に行ってきました。並びました。1時間くらい。寒かったです。。文庫本を持って行って正解でしたよ。。
等伯は、私の中学時代の教科書を発掘して調べてみますと、「松林図屏風」が紹介されています。因に若冲は載っていませんが、小学校の美術の本に出ていた記憶があります。で、等伯ですが、私の世代(団塊の世代Jrです〜)の美術系の大学では、多分美術史の授業で「テストに出る」くらい重要者扱いで、ランキングは若冲より私の先生の中では上でした
等伯、加賀から京に出てきた苦労人です。
ノーコネクションで、あそこまで狩野一門に迫れたのは天晴れであります。画業で出世のためなら何でも描きます!くらいの勢い。「松林図屏風」みたいな水墨的要素の作品は少しで、けっこうバリエーションが豊かです。画業を通して展覧できる展示はまれだし、並んでよかったと思いました。松柏図、霧を、白などを一切使わずにあそこまで表現してるのは見事です。うつくしす〜。
公式ホムペに、「等伯人生すごろく」があり、おもしろい。関西に巡回中なので関西のかたは、是非ここで割引券をプリントアウトして会場へレッツゴーです。
といいつつ、私はやっぱり若冲のほうが好きw