メモ- 2015展覧会ベスト3

2015年度の美術系展覧会は合計23展しか鑑賞できませんでした。。2014年より若干増えたものの、仕事帰りに行けていた頃に比べると、激減です。今年こそ、30展にはしたいところ。

[2015年度、最も並んだ展示・・鳥獣戯画ー東博]

これは最も心が折れそうになった展示でした。。。平日朝からがんばって行きましたが、駄目でした。並ぶのにくたくたになりました。あと都美での「モネ展」も並びました。1度は諦めて帰宅、「印象 日の出」は諦め、会期終わり間近に行き、ようやく入れたという感じです。

友人ともよく話しますが、90年代はここまで展示に並ばなかったと思います。お金のある団塊世代が引退し、美術館に来る人が増えたのでしょうか。動員数が増えるのは大変喜ばしい事ですが、若い世代が気楽に美術館にこれるようになるともっとよいのにな〜と思います。

[2015年度のBEST3展覧会]
1. 画鬼 暁斎(三菱一号館美術館)
2. 風景画の誕生(Bunkamura ザ・ミュージアム)
3.狩野一信の五百羅漢図展(増上寺)

[2015年度のBEST3 アート系映画]
1.みんなのアムステルダム国立美術館へ
2.ヴィヴィアン・マイヤーを探して
3.ターナー、光に愛を求めて

アート系映画は、8個観ました。ヴィヴィアンはとても辛い映画でした。そして、アメリカにはもっとたくさんのヴィヴィアンが眠っていると思いました。
北斎の娘の視点で描いた、杉浦日向子の傑作「百日紅」もとてもよかったです。生きておられるときに映画化されたらどんなに、とも思い、感無量でした。ベルト・モリゾの映画もよかったです。2015年は、女性作家の映画がわりかし多かったように思います。アート映画もネタ切れですね。でもどんどん新しいアートにまつわる作品が観たいです。