水 神秘のかたち展へー宇賀神に驚愕!

六本木のサントリーミュージアムにて開催中の「水 神秘のかたち」展へ行って参りました。最近は展示入れかえがありますから、目当てのものがないと、がっかりしますね。ちらしにもなっている「日月山水図屏風」の展示は終わっておりました!下調べが足りませんでした。展示入れ替えで見えなくなる作品は、ちらしに大々的に使わないでもらいたいと思うのは、私だけでしょう?。サントリーさんは以前にも、「久隅守景」展での「納涼図屏風」も同じ様にちらしに使っていて鑑賞を期待していましたら、展示入れ替えで見えなかった事がありました。

さて、本題の「水 神秘のかたち」ですが、こういう1つのテーマにそった内容で時代を超えて作品を集めた展示は、大好きです。特に今回は散漫にならず、水への信仰というサブテーマでもまとまっており、よい展覧会だったと思います。今回は、展示のポストカードの販売が一切なく、手元に写真がなくとても残念なのですが、「宇賀神」(うがじん)の存在を知り、その頭は人間、体は蛇という造形のすごさに驚愕しました。参照:wikiの宇賀神の項目 出自は不明らしいのですが、元は、穀物神で、弁財天と習合し(宇賀弁財天、江ノ島、竹生島、厳島などに伝わる)、龍神の化身ともされるようです。その造形が大胆不適、しかも展示されていたものはかなりの大きさ。知り合いで宇賀神さんという方がいるのですが、ここから名前が来ていたんですね。。会期あとわずかですが、宇賀神を見たい方は、大変、お勧めの展示です。

Ugajin masculine form.jpg
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