雑貨展 - 21_21 DESIGN SIGHT
六本木にある、東京ミッドタウンにて6月5日まで開催中の「雑貨展」へ行ってきました。日本民藝館館長、±0の深沢直人ディレクションの企画展です。撮影はかなりの部分でOKでした。また、展示と平行し、ミュージアムショップでは出展者による企画店も出ています。
2016年2月26日(金)~6月5日(日) 10:00~19:00(入場は18:30)
※4月28日(木)は関連プログラム開催に合わせ、特別に22:00まで開館延長(入場は21:30)
【休館日】火曜日 ※3月15日(火)、5月3日(火・祝)は開館
【入場料】一般¥1,100、大学生¥800、高校生¥500、中学生以下無料
「雑貨」の意味ですが、高度経済成長期は「荒物」を意味していたそうです。これは知りませんでした!デザイン、アート、骨董、民藝、工芸とは異なる、もう1つのカテゴリーとして「雑貨」は登場し、現代の「雑貨」をあえてゆるやかに定義するなら「私たちの日常の生活に寄り添い、ささやかな彩りを与えてくれるデザイン」であり、この展覧会は「雑貨」を文化として捉え俯瞰するものである、と深沢直人が序文で述べています。
また、英語では「雑貨」はgoods and things、miscellaneous goodsという表現になるみたいですね。一応英訳が説明にはほぼついていましたが、作品の中に書いてある日本語の翻訳はないものがあり、ちょっと足りないかも?という印象でした。外国の方もちらほらみかけましたので、その辺もう少し親切だとよいと思いました。
出展者は、美術作家から雑貨店経営者、デザイナー、スタイリストと様々であり、雑貨へのアプローチもこれまた様々。全体的に「雑」多な展開の傾向はありましたが、「雑」貨がテーマ故、それもありかと。。
なつかしの物もちらほらと。。 |
有田焼、水玉茶碗と湯のみ(雑貨化した工芸品ということかな?) |
テープレコーダーを利用したタオル掛け! |
茨城県の女性によるシューキーパー |