ウィーン、馬車博物館に圧倒される

ウィーン13区にある、シェーンブルン宮殿は、ウィーン観光のハイライトの1つですが、宮殿の敷地内には、動物園や庭園、馬車博物館(Kaiserliche Wagenburgなどがあり、その敷地はなかなか広大です。シェーンブルン宮殿内部も見学しましたが、そちらは記事にされる方も多いでしょうから、私は行きたいと思っていた馬車博物館について書こうと思います。家族のリクエストで動物園にも行きました。そう、1日で宮殿内、馬車博物館、動物園、グロリエッテ(見晴し台)全てをコンプリート致しました。しかも歩いて。頑張れば回れるものですね。

さて、馬車博物館は、これは是非みたいと、ガイドブックなどで見た時に思いました。その細工のすばらしさ、車博物館なら聞きますが、馬車専用の博物館なんて聞いたことない、見たい!と思いました。行って正解でした。馬車の豪華さが異常すぎる・・!!こんなの見た事ない!というゴージャスさに打たれました。60台ほどの馬車や興、馬具、衣装、絵画などの展示がありますが、小さい博物館なのですぐ見れます。お勧めします。

ルドルフ皇太子のそり
上の写真は、多分ルドルフ皇太子のそりだったと思います。かわいい?というより、黄金すぎてすごいなと。。クリスマスプレゼントで贈られたと書いてあった気がします。メモを取らずに見てしまいましたので、不正確かもしれません。ご容赦くださいね。



多分、上の写真の黒い馬車は、シシィの旦那様フランツ・ヨーゼフが亡くなったときの、葬儀用馬車だったと思います。シシィの喪服の展示もありました。この馬車、写真が小さいのでその迫力をお伝えするのは難しいと思いますが、、とにかく、大きい!そして怖いくらい真っ黒でした(葬儀用なので当たり前ですが、、漆黒!でした)夢に出てきたらうなされそうな迫力がある馬車でした。私は、この馬車が一番印象に残りました。



1735年製のシシィの戴冠式パレード用馬車
上の黄金の馬車は、ガイドブックにも出ているので1735年製というのは正確かと思いますが、シシィのハンガリーでの戴冠式に実際に使用された黄金の馬車だそうです。豪奢で華奢で、、シンデレラに出てきそうなおとぎ話の中のコーチでした。



馬車をひく、馬達の衣装もありました。関連絵画の展示もあります。ハプスブルグって本当に富があったのだなということをひしひしと実感できるミュージアムです。図録というか確か馬車関連書籍は独語のみでした。買えばよかったかな・・!?とちょっと今後悔してますが、確か手頃なサイズのものがなかったように思います。

馬車博物館、おすすめです。



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