9月に観たもの

ベルギー奇想の系譜 ーボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで(Bunkamuraミュージアム) 

サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで(国立新美術館) 

映画:パターソン

感想を書く時間が持てず、とりあえず備忘録として観たものを。3つ。少ないな〜。

ベルギー奇想の系譜は1928年、ヴァレリウス・ド・サードレールの「フランドルの雪」という作品が好きになりました。ブリューゲルの「雪中の狩人」から狩人を追い払ったかのような風景画。面白かった。現代のベルギー作家も紹介されていてそれも面白かった。

フランドルの雪

サンシャワーは、職場の女子と何故、この展覧会は政治的な作品ばかりなのか?についてトークした。若い彼女は大学時代に、同じようなテーマで討論を授業でしたらしい。何故社会的なものが多いのだろう?私の勝手な推理では、政治的に不安定だと日々の生活の基本的な自由が脅かされるので、政治の安定を求める気持ちが人々の中に深くあり、アーティストもそういう社会問題にフォーカスして行くことが自然なものとしてあるのと、そういう作品を政治的に売り出そうとしている売り手がいるのかも。。と思った。

パターソンは傑作だった。ジャームッシュの映画はほぼ観てますが、これも良かった。今、この映画がマイフェヴァリットベスト10に入る予感がしてます。。この映画は、ハートブレイクな人が見ると、辛い映画かも。ものごく幸せな人の映画だから。。 

10月はいよいよ、トリエンナーレに行きたい。。寒くなる前に行きたいのに、結局いつも寒くなってから行ってる!いつもの私のパターンです。。

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